トップ> どんぐりsとは

どんぐりsとは

設立趣旨・活動目標

私たちの目指すもの

今、ニュータウンが危ない!

 高蔵寺ニュータウンはいま、少子高齢化と人口の減少で重大な局面にさしかかっています。人口は1995年の52,215人をピークに減少に転じ、今年4月1日時点で46,698人となり、さらに減っていくおそれがあります。また、65歳以上の高齢化率は、約30%に達する勢いで、地区によっては既に36%、つまり3人に1人が高齢者となっています。このことは、単なる人口減少・高齢化ということだけでなく、家族形態や居住形態の変化、生活様式の変化と相まって、さまざまな問題を生み出しています。
 例えば町内会・自治会への加入率の低下、戸建住宅の継承者不在や近隣センターからの商店の撤退等による空家の増加、中でも驚かされることは、ここ3年半で孤独死が20件近くもあったという実態です。元々ニュータウン来住者は、濃密な人間関係を志向していないということはあるにせよ、これからのコミュニティの在り方を模索している時期に来ていると思われます。

今、ニュータウンが危ない! 今、ニュータウンが危ない!

「まち」を守り、再生するのは住民

  アンケート等によれば、高蔵寺ニュータウンに住み続けたいという人が7割以上いるということですが、このまま他人まかせ行政頼みでは衰退を食い止めることはできません。高蔵寺ニュータウンの計画・建設した住宅公団(現UR都市機構)は役割を終え、春日井市をはじめ行政にも、昨今の経済・財政状況下においては、積極的な対策を望むべくもありません。一方、住民活動が盛んではありますが、地区によってばらつきがあり、諸活動がそれぞれ思惑で別個に行われていて横の繋がりに欠けています。まちを衰退から守り、再生させるのは住民です。住民同士が絆を取り戻し、たとえ小さな力でもそれぞれが力を合せてまちづくりに取り組めば道は開けます。ニュータウンには団塊の世代で元気な若年寄りが多く、その中には埋もれた人材が沢山隠れています。

ニュータウンに活気を取り戻し、 住み続ける「まち」から住み継ぐ「まち」へ

 こうした状況下で、私たちNPO法人高蔵寺ニュータウン再生市民会議(愛称;どんぐりs')は、まちの衰退をくいとめ再生を図るため、ここに暮らす住民の皆様と力を合わせ、暮らしの中から問題点を探り、できるところからその課題解決に取り組みます。豊かな自然環境の中で安心して住み続けられるまちを取り戻し、魅力ある住み継ぐ「まち」にしていく活動を行っていきます。

 まず、人と人の結びつきを回復し、コミュニティを活性化する活動をはじめています。それには人々がいつでも自然に集まるような「拠点」が必要です。身近な暮らしや環境の問題、例えば住まいの相談に応じたりする「おせっかい基地」を各学校区で行えるような仕組みをつくっていきます。そこでの会話や議論から浮かび上がった課題を解決するため、高蔵寺どんぐりs'の基本構想を策定するマスタープラン部会、個別課題を専門的に取り扱う住宅・環境部会を立ち上げ活動しています。

 つぎに、こうした新しい活動と共に既にある様々な活動やグループを「つなぎ」「結ぶ」役割を果たしたいと考えます。この地域社会において人や団体同士をつなぎ、ここで必要とされる適切な暮らしに関わる事業を行ったり創出して、この地域全体の活性化を図りたいと考えます。そのために、高蔵寺ニュータウンと周辺地域の暮らしや環境に関わる様々な調査や研究を行います。また、講演会や学習会を企画し、更には住民側からこの地域に必要とされる計画や提言を行う役割を果たしていきます。