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どんぐりsとは

今期の活動方針(平成26年度)

高蔵寺ニュータウンをとりまく状況

2013年4月1日現在、高蔵寺ニュータウン7地区の世帯数は19,511、人口45,443人、高齢化率26.13%である(いずれも住民基本台帳の数字による)。2010年からの3年間で世帯数は343、人口は1941人減少した。団塊の世代が高齢期を迎えるにつれ、高齢化率の急上昇も予想される。

人口の減少に伴い、賃貸、戸建を問わず空き家が増加し(チームK・O・Z橋本氏報告によれば、UR賃貸住宅の平均空き家率20.6%、高森台の場合35.0%)児童生徒数の減少に伴う学校統廃合、空き教室の増加も目立ち始めている。また、50年を経過した今、建物・道路・上下水道といった都市基盤の老朽化が進んでおり、点検・更新が必要となっている。

高蔵寺ニュータウンの特徴の一つは坂道が多く、そのことが高齢者や障がい者の外出行動を制約し、加えて近隣商店の閉店も引き金となり、多くの買物難民を生み出している。また、もともと近隣との繋がりが希薄な上に、近くに気軽に集い、憩える「場」が不足していることが、高齢者を中心とした「孤立死」や「ひきこもり」の増加につながっている。さらには、子育て世代や障がい者の暮らしを支えるための施設やサービスの不足、勤め帰りのサラリーマンが集い、憩える場の不足、若年層や子供たちにとって魅力的な施設が不足しているなど環境が、高蔵寺ニュータウンへの若年層の人口流入を期待できない要因にもなっている。

その一方で、高蔵寺ニュータウンのこうした現状を何とかしたいという新しい機運や動きが芽生えている。具体的には、1)既存の町内会・自治会に代わる住民組織や団体の活動(例;押沢台元気倶楽部や各種ボランティア活動等)、2)団体間の連携やネットワークづくりの進展(例;東部ほっとステーション、高森台県有地の活用を提案する市民の会、あいち生協の活動等)、3)中部大学との地域連携、4)春日市市政アドバイザーの設置、5)ニュータウン再生を目指す株式会社設立の動き、6)大学生参加による高蔵寺ニュータウン研究会の活動、高森台中学校での「まちづくり」授業等、若年層の関心の増大である。

活動計画

 どんぐりsは、こうした問題や新しい動きを踏まえつつ、また、組織の力量や会員の特性を考慮しながら、"安心して快適な暮らしができるまち"、"住み継ぐまち"の実現を目指して、次の活動に取り組む。

1.地域の人々が安心・快適に暮らすための生活支援活動を行う

(1)
新たに「生活支援事業部会」を立ち上げ、地域住民の生活(暮らし)を支援する活動を行う。
(2)
地域環境を守り、地産・地消を目指すために、これまでの「環境部会(活き活き楽農会)」の更なる発展を目指す。

2.学習・交流のためのイベントを開催する。

(1)
地域をめぐる問題やまちづくりに必要な学習会・講演会「どんぐりsカフェ」を毎月行う。
(2)
地域の人材発掘とまちづくりについて集い・語り合う場として「ティーパーティ」、「語ろう会」を開催する。
(3)
他団体と協同しながら、さまざまな人々が参加できるまちづくりイベントを開催する。

3.ネットワークづくりと真の「協働」体制の実現を目指す

(1)
地域組織・NPO組織・ボランティア組織・生協等をはじめとする団体や、中部大学をはじめとする大学とのネットワークづくりや支援に積極的に取り組む。
(2)
「まちづくり協議会」の設立を模索する
(3)
他組織・他団体と提携しながら"市民参加条例"の制定を目指す

4.官民協働による地域未来像づくりを目指す。

(1)
ニュータウンに関する諸情報(地域住民、各種団体・行政・URの動きや問題)の把握
(2)
"NECOガーデンシティ構想"の再点検、普及宣伝活動
(3)
春日井市、URへの提言や要望提

組織・運営

以上の活動に取り組むためには、状況に応じて臨機応変に対応できる組織・運営体制が必要である。

  1. 理事の数を原稿の15名から10名に減らし、理事一人ひとりの役割分担を明確にして活動する。
  2. 三役で構成する事務局会議を開催し、新たな課題に対して敏速に対応できるようにする。
  3. 活動拠点を設け、諸会議、会員・地域住民との交流がしやすい状況を創り出す。
  4. 活動に必要な資金を確保する(会費、助成金、事業収益、寄付等)。