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オピニオン

更なる飛躍を目指して

15.02.10

どんぐりsが発足して、6年半が過ぎました。この間、ニュータウンのマスタープランづくり、毎月恒例の“どんぐりsカフェ”の開催、“ふれあいだより”の発行(月刊)、住まいの相談やリフォームに取り組む住宅部会の活動、野菜づくりをしながら環境問題を考える“活き活き楽農会”の活動など、また、更に最近では“高蔵寺便利帳”、“ティーパーティ”の活動支援など、さまざまな活動を展開してきました。しかし、当初からの課題であった活動拠点の確保、情報発信力の強化、それらを支える資金力の問題解決ができないまま、今日に至っています。
一方、この6年間、ニュータウン(NT)をとりまく状況も大きく変わってきました。NTの現状を何とかしたいと思う人々・団体による新たな地域活動が生まれていることです。もう一つは春日井市の「ほっとステーション」の設置、「未来プラン」の策定をはじめとするNT対策の動きと、中部大学の“知(知)の拠点”整備事業、といったNTをとりまく外部からの働きかけが顕著になってきていることです。NTには、今、内外からの新しい風が吹き始めています。
こうした状況の中で、私たちが目指す「暮らしやすいまち・住み継ぐまち」の実現のためには、これまで弱点とされてきた3つの課題を早急に克服する必要があると感じた次第です。とりわけどんぐりsの活動や提案をより広く、より迅速に皆さんにお伝えするとともに、また、NTで活動しているさまざまな人々・団体をつないでいくネットワーク手段としての情報発信力、つまりHPの強化が重要であると考え、その再構築に着手しました。
新しく生まれ変わったHPが、私たちどんぐりsの活動を知っていただくだけでなく、皆さんに有益な情報提供ができるよう、また、これからのNTのまちづくりに貢献できるような役割がはたせることを願っています。
このHP再構築をバネにして、どんぐりsは、更なる活動の飛躍を目指していきます。皆様にはこれまで以上のご支援・ご鞭撻を心からお願いいたします。

理事長 藤城 榮一