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藤山台地区2小学校跡活用で市検討懇談会が基本方針

15.04.12

藤山台地区の3小学校統合に伴う2小学校跡地の利用方法を話し合う春日井市の小学校施設活用検討懇談会の第3回会合が3月27日開かれ、活用のための基本方針をまとめた。
基本方針では、旧藤山台東小学校跡については既存施設を有効活用し、「まなびと交流センター」と位置付け、住民の多様な要望に応える公共サービスの拠点とする。現在、東部市民センターにある図書室を移転し、図書館として拡充。さらに、再生市民会議などが要望していた、まちと住まいの情報センター、コミュニティカフェ、子育て・高齢者・障がい者などへの包括支援の場、市民団体の活動拠点、音楽スタジオなどの施設の整備を挙げている。施設の運営・管理では地域の住民や団体と連携しつつ、「まちづくり会社」設立の検討を提言。また、隣接する公園敷地に保育園を建設。公園は、旧給食調理場跡地に移設する。
西藤山台小学校跡については、民間主体の整備、運営を基本に、ニュータウン全体のまちづくりに寄与する方向で土地の有効利用を図る。地域住民の要望を踏まえ、高齢者向け住宅、商業、飲食、教育、医療などのサービスを提供する生活利便施設の誘導を図る、としている。
また、全体として災害時避難場所や運動場・体育館の開放については、現行の水準を確保することを求めている。