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短歌 鈴木かずとも様

16.09.02

「泡を分け ヒョウタン鳴らす 宝石を 覗けば見える 少年の時」

この歌は、お祭りでラムネを買って飲んだ時のものです。

・「泡」→ラムネの泡
・「ヒョウタン」→ラムネの瓶
ラムネの瓶は、ヒョウタンのような形をしているものがある。
・「宝石」→ラムネの瓶に入っているビー玉のこと

今でもお祭りでは毎年ラムネを買って飲んでいますが、ふと、「子どもの頃はこのビー玉が宝石のように思えたなあ」と思い、何気なくビー玉を覗き込むと、本当に透明で、綺麗だったのです。
それで、この宝石の美しさを分かっていた少年の頃が懐かしく思えた、その気持ちを表しました。

岩成台  鈴木かずとも