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藤山台地区の2小学校跡地活用で検討懇談会発足

15.03.10

 藤山地区3小学校統合に伴う2小学校跡地の利用方法を協議する春日井市の藤山台中学校区旧小学校施設活用検討懇談会(座長・服部敦中部大教授)の初会合が1月26日に開かれた。メンバーは学識経験者と地域のPTA・町内会長ら9人で、計3回の会合を予定。市は検討結果をしっかり施策に反映する、としている。
来年4月の開校を目指して3小学校を統合する新藤山台小学校の校舎建設が進められているが、検討対象は旧給食調理場を含む旧藤山台東小と西藤山台小の跡地。

 3月1日の第2回会合では、高蔵寺ニュータウン再生市民会議、春日井商工会議所青年部、まちのエキスパネット、チームK・O・Z、藤山台地区住民2小学校跡地利用検討会の5団体からの提案の報告を受け、意見交換した。再生市民会議は

  1. 市民の住まいに対する相談窓口
  2. 教室を利用した市民ギャラリーなどの場所提供
  3. 市民が自由に集うコミュニティカフェ

などを提案。他の団体からも貸農園、子育て・高齢者支援活動の拠点、障がい児童余暇活動支援、英語保育園などが提示された。ついで活用のための基本方針の骨子案を協議した。同案では旧藤山台東小学校跡は中心地区に近い立地を生かし、既存施設を活用した福祉、文化、交流サービスを提供する拠点とすることが可能。近接した旧給食調理場跡には老朽化した保育園の移転建て替えを検討。西藤山台小学校跡は、主要道路に近接した立地を生かし民間主体の整備、運営も検討し、ニュータウンの魅力を高める商業・飲食、高齢者住宅などの誘導が可能としている。締めくくりの第3回会合は3月27日に開かれる。